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2009/10/22

「直感的」の乱用

 最近タッチパネルを採用したデバイスが増えてきた。このタッチパネルに対して、雑誌や新聞の評価を見ると、「タッチパネルにより直感的な操作が可能」という言葉が踊っている。
 しかし、タッチパネルは直感的なのだろうか? 画面上にボタンが表示されていて、それを押すという動作は直感的だと思うが、中には、「え?ここを押すの?」というような表示がされているモノもある。タッチパネルが直感的なのではなく、タッチパネルは直感的な動作を実現するための手段というのが正しいだろう。

 タッチパネル以外にも、他にも直感的なのかどうかわからないモノがある。
 ここが変わった! デスクトップと直感的な操作方法で紹介されている、不要なウインドウをまとめて閉じるという機能では、「作業ウィンドウ」をふると、「その他のウィンドウ」が消え去る。あまり現実の世界では考えられない動作ではないだろうか。

 もちろん、直感的というのは、使う人の慣れによって変わってくる。iPodのホイールも、ホイールの回転がメニューの上下になるというのは、直感的ではないと思う。普通の十字キーの方が直感的だろう。ただ、すべての操作をホイールで行ううちに、「回転=メニューの選択」という考え方が染みついてきて、直感的に扱えるようになるのである。

 直感的というのは、人間の学習によるところが大きい。最初に書いた「ボタン」の話も、「ボタンは押すと何かが起こる」という学習のたまものである。
 ある程度ユーザーが想像できる操作を実現したときに、直感的と評価して良いのだろうと思う。

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